翻訳会社と弘法
翻訳を行う際に英語などに精通している場合、簡単なものであれば自分で行おうと考えるはずです。
しかし、しっかりとした翻訳を行いたい場合は、翻訳会社や翻訳家に依頼するはずです。
単純に直訳すれば良いのであれば、翻訳とはさほど難しい事ではありませんが、小説などを翻訳する際には、独特の言いまわしや比喩などを翻訳しなければならないので、長年翻訳会社に勤めている翻訳家であっても難しい場合もあります。
特に、国特有のことわざなども難しいと言えるのではないでしょうか。
例えば、「弘法も筆の誤り」のということわざがありますが、これは、弘法大師の様な書道の名人でも、時には書き損じる事があるという例えをつかった、どの様な人間でも失敗する事はあるという意味のことわざになりますが、外国人からすれば何の事やらさっぱりだと思います。
弘法大師が誰かもわからないと思いますし、日本の様な書道に精通している国ならば、弘法大師を知らなくてもなんとなくニュアンスがわかると思いますが、書道の様な風習がない国ではさっぱりだと思います。
これを直訳してしまえば、理解しがたい文章になってしまう恐れがあるので、翻訳会社や翻訳家などは、文化が違っても理解できる様な文章に変えて翻訳しなければなりません。
語彙の多い日本
日本に住んでいればさほど気にした事は少ないでしょうが、日本の国の言葉とは大変難解だと有名です。
他にも、フランス語や中国語などの難解な言語は沢山ありますが、語彙の多さという点では日本以上の国は少ないと思いますし、その点で日本語は大変美しい言葉だとも言えるのです。
それらの言語に比べると、英語はかなり簡単な部類に入ると思いますし、だからこそ万国の共通語として認められているのかもしれません。
日本にも翻訳会社や翻訳家は沢山あると思いますが、日本の会社なので当然外国語を日本語に翻訳するか、日本語を外国語に翻訳する機会が多いと思います。
日本人ですら正しい日本語を使えている人が少ないので、その様な難しい日本語を翻訳する翻訳会社などは素晴らしいと思います。
上記でも書いた様に、日本語は語彙の多い言葉であります。
例えば、「睡眠」という言葉に対して、寝る、眠りにつく、就寝する、床に就く、ふとんに入るなど、ここに挙げていない表現以外も多様に存在しています。
ですから、翻訳家を目指す方は海外の言葉だけではなく、日本語の勉強もかかしてはいけません。